外出ろよってくらい引きこもってDVD見てました。本当に人間ってどこまでも自堕落になるものだなと実感。こんな自分を変えないとと思いつつ日曜日は家でゴロゴロしてることが多いです。
中国故事物語という本を読んでいるのですが、その名の通り故事が出来る所以となった話がたくさん載っています。「傾国・傾城」「紅一点」「細君」など彩雲国の中でも多く使われている言葉があってとても楽しめました。
「傾国・傾城」はもともと国を危うくするという意味だったものがいつからか美しい女性を指すようになったというのは有名な話ですよね。「紅一点」は植物の美しさをたとえたもの（緑の葉の中にざくろの身が一叢ある）らしいです。
「細君（しょうくん）」は武帝に仕えた東方朔が自分の妻の事をそう呼んだことが始まりらしく、人名だったのではないかという説があります。東方朔はいくら裕福になっても妻を取っ替えひっ替えするのではなく、昔から苦労を共にした女性と一生連れ添うのだと武帝に言ったそうです。邵可様の奥様も薔薇姫で「薔君」と呼ばれているのもこれに引っ掛けてあるのか、はたまた偶然かと思いました。
十二国記の最新巻のタイトルは「華胥の幽夢」でしたね。これは多分故事から取ったのだと思います。これは太古の聖王として知られた黄帝が夢の中で華胥の国に遊んだという故事があり、吉夢または広く夢の事を修飾して「華胥の夢」といい、あるいは夢を見ることを「華胥の国に遊ぶ」とも言うそうです。
いろいろ勉強になる本ですよ。
続きで今週の拍手返信です。
5月12日 06：49 清華通鑑 大好きでーす。
拍手とコメントありがとうございます！ そう言って頂けると嬉しいです。このコメント読んで俄然やる気が出て今週は連続更新と相成りました。活力を与えてくださって感謝しています。これからもよろしくお願いします！
5月18日 17：17 どのお話も素敵ですが、特に「清華通鑑」が好きです。清苑とヒロインの今後が楽しみでなりません♪
ありがとうございます！ 素敵と言って頂いて舞い上がっています>< 連載の続きを楽しみにして下さっているようで、ますます頑張らねばと思いました。「清華通鑑」の今後を見守っていてくだされば幸いです。
5月18日 17：31 お礼SS「ロミオとジュリエット」第6話 香鈴が格好いいです！
お礼SSまで読んでくださり、ありがとうございます。香鈴は原作第一巻ではなく茶州編あたりの気の強さを全面に出してしまいました。彩雲国の女性はみんな男らしいですよね。また何かの話で出せたらいいなと思います。
5月18日 17：38 「ロミオとジュリエット」第9話 ハッピーエンドで良かった、良かった（ToT）
シェークスピアの原作を大幅に変えて悲劇から喜劇にしてしまいました。やっぱりバッドエンドにしてしまうと今の彩雲国はまさに暗雲立ち込める状況なのに縁起悪いかなと思いまして。楽しんでいただけて良かったです。
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