07/25
Mon
2011
最初から順にあとがき行ってみたいと思います!
1.静蘭
静蘭。彼は10年後には将軍になっているんじゃないかと思います。
もともと所属していた右羽林軍のですね。
私の妄想では大将軍の下に将軍は数人いて、各部隊を任されているのではないかと考えています。だから皇子竜将軍もそのまままだ将軍やってるんじゃないかな。皐韓升くんも出世して楸瑛と同じく左羽林軍将軍になってたらいいな。
この当時静蘭はまだ独身だと予想。でも想い人はいる。アラフォーですから早く結婚しちゃえば良いと思う。廃嫡の身だから子供は欲しくないとか言いそうですが、劉輝に娘しか生まれなかったことを考えて、後に子沢山になってそう。
2.楸瑛
楸瑛。押しかけ亭主やってます。
珠翠さんに尻にしかれてますが、ちゃっかり子供仕込んでるという予想。
娘、娘、息子が生まれているという話にしましたが、娘二人は母似、息子は父似だったらいいなと。中身がね。
大きくなった娘たちに「お父様クサーイ!」と邪険に扱われてれば面白い。息子は純粋だけど藍家の男らしく育ちそうです。
3.百合
百合さんもお母さんになってます。
男の子が生まれたんじゃないかという設定にしました。悠舜のとこも男の子にしたので、将来一緒に国試に受かって悪夢の国試組二世をやればいいと思う。
どんなに百合さんが頑張っても息子は黎深そっくりに育っていくのではないかと。絳攸のときに上手くいった子育ても、実子には苦戦してそうです。この子も紅家の男らしく育ちそう。いつか楸瑛の息子と死闘を繰り広げるかもしれません(笑)
4.絳攸
ここでは10年後の朝廷をクローズアップ。
絳攸は地方で州牧やった後戻ってきて、どこかの侍郎をやって尚書になりそうだなと思いまして。ずっと吏部ってことは無いだろうし、多分途中で他の省庁も経由して高官になっているでしょう。礼部にしたのはただ単に物語上式典の進行役になってほしかったから。ただそれだけです。あとは本来なら秀麗か影月が着任して茶州学術都市計画を進めるのでしょうが、二人ともまだ20代中盤で若すぎるかなと思い、絳攸に行って貰いました。この後中書令で本格的に宰相への道を歩み始めるのではないか、という流れにしてみました。
5.邵可
娘を嫁に出すお父さん邵可。
泣くのは黎深に任せて、邵可は快く送り出してやりそうだなと。だって相手は息子同然の劉輝ですからね。一度嫁に出してる訳だしね。
邵可さんは長生きして孫娘を見守ってそう。
6.悠舜
こちらも朝廷のその後ですね。
悠舜もそろそろ尚書令交代の時期じゃないかと思います。次の柚梨さんが高齢ですからね。だけど凛さんが人質にとられた(笑)ので、隠居するのはもう少し先となりそうです。名誉官吏となるにはまだ若いかなと思いましたが、「疲れたからやーめた」とか言ってあっさり宰相職放り出しちゃうかもなーとも。あ、ちゃんと次に任せて大丈夫だと判断したからですよ。この先朝廷三師として官吏教育を行ってくれそうです。ついでに息子にも次代鳳麟教育を凛さんの知らぬところでぬかりなくやってそう。
鳳珠が大好きな管理人は何としてもこの方を書きたかったので、ここで登場してもらいました。
黄家当主就任による引退が一番ありえるかなーと。黄家の中で王に付いたのは鳳珠だけでしたもんね。それを見込まれて前当主から指名されたという流れを思い描いてました。戸部尚書から昇格で尚書令補佐の僕射になった後、中書令で退官。以前書いた短編『昌平の創者たち』のようにはならなかったと。あれはフィクションということでお楽しみ下さい。
ちなみに皇毅が門下省長官になってます。晏樹は誰か彼を上手く使ってくれる人がいないと能力発揮できなさそうだから、トップに立つことはなかったのではないかと。
清雅は吏部尚書に。この後御史大夫になりそうです。
7.影月
引き続き朝廷です。この話は登場人物多い!
まず影月。地方の要職を歴任して中央省庁入りです。白州州牧から礼部尚書に。年齢面、経験からもそろそろ中央大官でもいいかなと。影月が中央に帰ってくるのは秀麗が抜けたからです。じゃないと影月はずっと地方回ってそう。でもその後また地方に出そうです。香鈴ともこの頃には一緒になってるんじゃないでしょうか。秀麗の子と同時期くらいに子供が生まれてたらいいな。
珀明。尚書省のスペシャリストになってそう。ほとんど全ての部署で下積みしての工部侍郎です。お姉さんが碧宝であんな方ですから、女性上司にも抵抗がなさそうということもあり。従兄弟と同じ役職ですから、碧家の技術を守るためにもはりきってやってくれそうです。
燕青。彼は幅広く活躍してそうですね。10年後何やってるのか一番想像できませんでした。静蘭の上司やってたら面白いかもと思って兵部官に。燕青は茶州準試でも下から2番目のギリギリで及第でしたから、中央でもあまり高位まで出世しないのではないでしょうか。その代わりタンタンと一緒に遊軍として王様を助けてそうです。
そのほか柴彰は念願の戸部施政官をやってそうだなと思い、出してみました。
茗才さんも何やってるか分からない人の一人。彼は意外にも出世してそうです。
上で忘れていましたが玉は影月が抜ける白州へ州牧として赴くことになりました。これも飛翔と田舎で仲良く田んぼ耕して欲しいからという理由です。この人も次の世代には宰相クラスになるのではないかと思います。
8.秀麗
秀麗。恋愛色になるかな、と不安でしたが、ちゃんとなってくれました。
意外に劉輝にベタ惚れです。
まあ劉輝の作戦が成功したから、というのもあるのですが。
秀麗は巡察使を終えて侍御史になった後、門下省か中書省で重要な役どころ、または六部の侍郎あたりになってそうです。その後尚書令僕射に望まれるも法整備をしたいから刑部へ。出世の道を蹴っても次代に繋げたいと考えそうだなと思いました。尚書じゃなくて侍郎にしたのは影月同様年齢面から。僕射になっていれば影月を抜いてトップで中央大官だったんですがね。物語の流れ上状元の影月が一番最初に尚書就任(正三品)になるということにしたかったので尚書じゃなくて侍郎にしました。
9.劉輝
劉輝。この人だけ地位は変わらず王様やってます。
当たり前ですね(笑)
秀麗を待ち続けて13年。やっと結婚できました。良かったね。
未来には娘も生まれますが、それと引き換えに秀麗を亡くす。ちょっと切ないですが、劉輝は少し前からうすうす秀麗がこの先長くないのではないかと感じ取り、覚悟はしていたと思います。
いろいろ知恵をつけて恋の駆け引きとやらをやっていますが、それでちゃんと秀麗はなびいてくれたようです。
絳攸、秀麗、劉輝の話で登場したこの後宮筆頭女官を主人公にいつか夢が書ければいいなと思っています。
リオウも最後に登場しましたが、この時点ではまだ息子やってます。それでも10年経ってますから、きっとカッコいい青年に成長したことでしょう。朱鸞との仲も気になる。いつかリオウ×朱鸞の話も書いてみたいです。
ついでに補足と上に登場しなかった人たちも妄想してみます。
龍蓮:相変わらず旅してます。きっとずっとじゃないでしょうか。でも秀麗や影月、珀明がピンチの時はふらりと現れて助けてくれそう。
タンタン:あまり出世はしなさそうですが、いつも庶民の目線で劉輝を助けてそう。
黎深:似たもの親子やって百合さんを困らせてそう。尚書以上に出世しないかもしれませんが(勤務態度で)、藍州あたりに飛ばされて三つ子とドンパチやりあってたらいいな。その間また百合さんとは離れ離れ。三つ子がいらんちょっかいかけて来そうだから絶対来るなって言って。何年後か帰ってみると、息子に顔忘れられてて密かに涙するとか(笑)
十三姫:羽林軍で女性将軍として活躍してそうです。でも10年後の時点では結婚出産があってまだそこまで出世しては無いと思う。もちろん迅とゴールインです。
迅:この人、侍御史だったんですね。清雅の前任の御史大夫をやってそう。
旺季:太保になってるという設定にしました。劉輝の娘の先生になってそうです。琴の琴もちゃっかり教えてあげてね。
孫陵王:大将軍二人と一緒に楸瑛たち部下をもてあそんでそう。『恋愛指南争奪戦!』みたいなことやって。
まだまだこの人忘れてた!ってことで追記するかもしれませんが、ここら辺でおしまいにします。
感想や、私はこんな予想を立ててました、ってのがありましたら拍手やメールで教えていただけたらありがたいです!