07/26
Sat
2008
で、燕青。彼の一人称は楽しすぎだ。
いろいろ功績があった。
まず清苑に変なあだ名つけまくったこと。タカビーって。あえて誰も言わなかったことをズバリと言っちゃう燕青に感服。
それに清苑を腹下しにさせた最初の男としての勲章も勝ち取りましたね。今まで宮廷でお腹に優しい料理を食べていたであろう清苑にずっと鍋に入れたままの粥は厳しかったか。かれは流罪になってから胃が強くなったと思うけど、燕青の粥は別格だった。
まあ要所要所に笑いがあって「鈴蘭」よりよっぽど楽な気持ちで読めた。
燕青は本当にいい子だったんですね。あんなに家族兄弟のこと大事に思ってて。5歳なのにあれだけの決意をして生き延びて。それなのに底抜けに明るくて。
清苑にとって太陽になってくれてありがとうって言いたいです。清苑は燕青がいなかったらきっと殺刃賊にいる間に死んでたと思います。清苑にとって初めての友達で、かけがえのない存在だったんだと思います。
闇夜=朔洵でしょうね。そこのところもっと詳しく書いて欲しかった。
鴛洵さんがカッコよすぎ。多分40代後半~50代くらいですよね。それなのにウリ坊守るためにクマに立ち向かうなんて。彼の人徳があったからこそ宋太傅も黒白大将軍も司馬竜などなど早々たるメンバーが揃ったんでしょうね。
最初“知多星”は悠舜だと思ってました。でも彼は足まだあるし……とか。考えてみればちょうど州試受けてるころだからそんなはずないんですけどね。燕青といつか再会して欲しいな。燕青のお兄さんはまだ茶州で官吏をやってるのかな。燕青が州牧になったって知ったときどう思ったんでしょうね。なんか秀麗と知らず知らずの内に知り合いになりそう。秀麗じゃなくて影月と、という可能性もあるけど。いつか大官になって影月の補佐とかやってくれないかなー。
あー結婚するなら燕青みたいな男性がいい。てか燕青と結婚したいって心底思いました。(シメがそれ?)