「伯爵と妖精」通算18冊目にしてやっと結婚式まで来ましたね!!
昔から応援していた作品なのでめでたくここまで来て本当にほっとしました。
一時は婚約解消まで言い出して、結婚の話が出てから随分先延ばしになりましたからね。
おめでとうリディア、そしてエドガー。
表紙の二人が幸せそうで良かった。
一番好きな表紙です。現在PCの壁紙になってるくらいですから。
人気が出てくる前から好きだった作品なのでアニメ化の話とかは微妙な心境だったんですけど、原作ファンとしてはそのおかげでここまで話が続いてきてくれたんだから喜ばなくてはと思ってます。
昔はエドガーのことを好きにならないように必死だったリディアが、結局恋をして積極的なエドガーにどう接していいか分からなくて、想いを素直に伝えられなくて、でも好きでっていういじらしい感じが大好きでした。結婚直前でもやっと“婚約者”に慣れてきたところなのに次は“妻”としてふるまわなくちゃいけないという展開の速さに置いてけぼりな感じがまた初心だなーと。
最近は初期と比べて意地っ張りなところもちょっと控えめになって“好き”っていう気持ちを表してるからドキドキ感はおさえめになってる感じがします。ただ単に私の感覚が慣れてしまったからかも。
この二人は結婚式前後でもドタバタしてましたね。
妖精にふりまわされるのは運命としか言いようがないけど。
「眠れる森の美女」のような話でした。花嫁に祝福を授ける5人のおばあちゃん妖精と、天邪鬼な6人目。紡ぎ糸を使ってるところとか。
大事な日なのに喧嘩してリディアは魔法にかかってしまい初夜は別々。いかにも意地っ張りなリディアと女タラシが原因を引き起こすエドガーらしいというか。
結局押さえに押さえたエドガーの願望は翌日昼間に叶えられたようですが(笑)
よかったねエドガー。文庫何冊分も待った甲斐があったよね。
きっとこれから毎晩リディアを楽しむことでしょう。うんざりされるくらい。でも求愛を止めないのがエドガーだと思う。子供10人も夢じゃないね。サッカーチームが作れるくらい頑張っちゃいな。チーム・アシェンバードでイングランド代表に!
物語はまだまだ続くようです。正直こんなに長く続くとは思わなかった。
恋人→婚約者→結婚という明確な図式が二人の間に出来上がってましたからね。次は妊娠出産ですね。二人の関係が変化するにつれて関わってくるプリンス問題も着々と進んでますし。
作者様は執筆速度も安定してて、雑誌のほうにも毎回短編が載っててあまり間隔を開けずに楽しめる作品なのでこれからも期待しています。
妖精、口説き魔好きな人にオススメのシリーズ(笑)『伯爵と妖精』はコバルト文庫から発売中です。宣伝してみる。
PR