10/09
Sun
2011
さて、鰤52巻を買いました。
ホラーですね。趣旨変えかのごとく一護が追いつめられてます。
月島さんの能力怖すぎる。自分だけが異常とされる環境を作られたら、そりゃ疑心暗鬼になりますよ。家族や仲間や友人から異常者扱いされて。チャドや織姫もですからね。この二人の裏切り（と言ったら語弊があるけど）は辛い。辛すぎる。
ここで石田が良い役回りですね。なんか石田はこのために生まれたキャラクターなのかなと思うくらい際立ってます。チャドや織姫の方が普段は一護寄りだと思ってましたが、ライバルとしてまた背中を任せられると認めた一番の仲間は石田なのかもしれませんね。
銀城と月島は最初からグルで、今までの話が嘘だったんですね。
仮面の軍勢の時と最初は似たような展開だなと思ったんです。あのときは虚の力をコントロールするための修行をして、結果彼らは元死神で一護の味方でしたからね。
でも今回は全員が月島の能力で一護の味方だと思いこんでいて、結局二度目に切られて敵側に戻ったということで。
最後のルキア登場にはテンションマックスで上がりました。
ついキターって電車の中で叫びそうになりました。
しかも髪切ってて副管章つけてなんか手袋してて。カッコいい。
やっぱ一護が死神の力を取り戻す時はルキアじゃないとね。始まりはルキアの力だったんだから。この二人は究極の相棒ですよね。
この巻の次の話からジャンプを立ち読みしていたので、やっと繋がりました。でも流し読みしかしてないからうろ覚えなのですが。なにせびゃっくん登場で他の記憶吹っ飛んだんで；；
ルキアの話では銀城が元死神代行じゃなかったですか？
なら最初に話していた「死神と人間の間に生まれた子（死神代行）にXCUTIONの完現術者たちは力を渡して普通の人間に戻った」という話はつじつまが合わない様な気がします。これも月島の話で作られたもの？
では銀城が初代死神代行だったなら彼はなぜ完現術を使っているのでしょうか。死神の力はいずこに？ 一護の完現術を手に入れたらパワーアップするということでしょうか。
個々の戦いも気になりますが、このカラクリも気になります。
そして兄鰤も見ました。
342話、感動しました。すごく切なかった。
ルキアと一護がすごくお互いを分かりあってて気遣ってて。スケートリンクで手と手を取り合ってたシーンはうっかり恋愛方向に脳内シフトチェンジしかかってました。二人は仲間で相棒なのに！考えちゃいかんと思いながら、でもなんだか初々しいカップルのような二人にキャーって言いながら見てました。最後にやっぱり「仲間」をめっちゃ強調されたけど。
エンディングがルキアと一護だったのにもジーンと来ました。今までルキアが出てこなかったのはこのためだったのか。泣けた！ 二人の歴史がバーっと振り返れて、最後のルキアの切なげな表情がたまりませんでした。
来週からはルキアとしばしのお別れ。でもコミックスで出てきたからいいや。
実は私、織姫の恋はあまり応援してません。新章になって一護に一目ぼれするリルカより遥かにいろいろな葛藤を乗り越えてきたという表現がありますが、一護にとって織姫はやはり仲間であり恋愛対象に見られないんじゃないかと思ってます。
だから一護×ルキア押しです。二人は仲間であり相棒であり、恋愛感情を通り越して唯一無二の存在なんじゃないかと。近い例では夜一さんと浦原さんみたいな。
よって恋次の方も実はあまり応援していなかったりします。ごめんよ。
将来一護が尸魂界で死神やってるなら過去編の夜一さんと浦原さんみたいにどっちも隊長やってるんじゃないかなーって。一足先に隊長になったルキアが推薦して一護が霊術院も入隊試験も剣八みたいにすっ飛ばして隊長就任とか。
それか一護が隊長でルキアが副隊長。
どのみちルキアも1巻で虚にやられている時よりずいぶん強くなってますから。52巻で副隊長になってるし。（だけど海燕さんと修行してて斬魄刀の開放もできて技も使えるのに、なんで1巻の時点では使ってなかったんだろう。後付け設定？）まあ置いておいて、一護と出会ってからルキアも戦闘の機会がぐんと上がって実践で使えるようになったし、一護と一緒だと否が応でも超危険な場数も踏んでレベルアップしちゃいますからね。このまま副隊長として危険な任務にもどんどん出るでしょうし、もしかしたらセンスがあって卍解もできるかもしれませんから。
でも霊術院で特進クラスでなく、剣術もダメで鬼道は並レベルだったのによくそこまで成長したな、ルキア。そう考えると一護を支える副隊長ってのが合理的か？
ともかくこの二人はこの先ずっと一緒に頑張ってほしいなと思います。
52巻で一護が死神の力を取り戻した時の「Death and Strawberry 2」の文字には鳥肌が立ちました。ここから新しい物語の始まりなんだなって。